女子バレー韓国代表がなぜか東南アジアでも注目されている理由

2021年07月16日 スポーツ #五輪スポーツ
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45年ぶりの五輪メダル獲得を目指す女子バレー韓国代表が、東南アジアでも注目されている。韓国代表の資格を剥奪されたイ・ジェヨンとイ・ダヨンの双子姉妹の名前も言及された。

ベトナムメディア『WEBTHETHAO』は最近「韓国バレーボール連盟会長が女子代表チームに褒賞を約束した」というタイトルのもと、東京オリンピックに出場する韓国女子バレーボール代表チームにスポットライトを当てた。

同メディアは「最近、韓国女子バレーボール代表チームは多くの騒動を経験した。ベテラン選手の負傷にイ・ジェヨンとイ・ダヨン姉妹をめぐる論争まで加わり、チームの威力は大きく弱体化した」とし、「最近イタリアで開かれたバレーボール・ネーションズリーグ(VNL)でも16チーム中15位にとどまった。7月末の東京オリンピックを控え、キムチの国のバレーボールファンに悩みを抱かせている」と、チームを率いるステファーノ・ラバレニ監督の悩みを代弁した。

イ・ジェヨン(左)と、イ・ダヨン(右)姉妹

それとともに「こうした理由から、韓国バレーボール連盟は最近、東京オリンピックに参加する女子バレーボール代表チームの褒賞金等級を発表した。東京オリンピックでは4位内に入れば賞金1億ウォンが与えられ、銅メダルは2億ウォン、銀メダルは3億ウォン、優勝は5億ウォンだ」と付け加えた。

同メディアは「今回の褒賞金は韓国バレーボール連盟のチョ・ウォンテ会長がチームに授与するという。五輪参加史上、韓国女子バレーボール代表チームは1976年モントリオール五輪・銅メダルを除いては一度も優勝したことがない」とも付け加えた。

世界ランキング14位の女子バレーボール韓国代表は、今月7月25日のブラジル(3位)戦を皮切りに、27日にケニア(24位)、29日にドミニカ共和国(6位)、31日に日本(5位)、来月8月2日にセルビア(13位)と東京オリンピックのグループA予選を行う。

Vリーグ女子部の看板スターだったイ・ジェヨンとイ・ダヨンの双子姉妹は今年2月、校内暴力の加害者として指摘され、韓国バレーボール協会から国家代表資格剥奪の懲戒処分を受けた。

東京オリンピックではイ・ジェヨンの空白をイ・ソヨン(GSカルテックス)が、イ・ダヨンのポジションはヨム・ヘソン(KGC人参公社)が埋めることになる。

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