パウロ・ベント監督が最高勝率に挑むと同時に、FWソン・フンミン（29、トッテナム）が最終予選最多得点に挑戦する。
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サッカー韓国代表率いるベント監督、そして代表エースのソン・フンミンは、3月29日に行われるカタールW杯アジア最終予選ラストゲームのUAE代表戦でそれぞれ新記録に挑む。
韓国を10大会連続11回目となるW杯本大会出場に導き、通算28勝で単一の在任期間における韓国代表監督最多勝を更新したベント監督は、W杯最終予選における史上最高勝率を目前に控えている。
また、去る24日のイラン代表戦で先制ゴールを決め、韓国の勝利に貢献したソン・フンミンは、W杯最終予選における個人通算最多得点を狙っている。
カタールW杯アジア最終予選グループAで首位を走る韓国は現在、9試合7勝2分で勝率78％を記録している。これは最終予選でリーグ方式が採用された1990年イタリアW杯以降、韓国の歴代最高となる勝率だ。
これまでの最多勝率は1998年フランスＷ杯アジア最終予選での75％。当時、チャ・ボムグン監督が指揮を執った韓国は、8試合で6勝1分1敗を記録した。
したがって、仮に現体制の韓国が29日のUAE戦で勝利することになれば、勝率は80％となり、最高記録を更新することになる。
しかし、引き分けまたは敗北の場合は勝率が70％に下がり、チャ・ボムグン監督体制に次ぐ歴代2位の勝率で最終予選を終えることになる。それだけでなく、勝利を逃した場合はイランに順位を抜かれ、2位に下がる可能性が高い。
ソン・フンミンは24日のイラン戦で決めた1ゴールにより、今回のW杯最終予選においてチーム最多となる4ゴールを記録した。2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯の最終予選ではそれぞれ1ゴールずつ決めており、W杯アジア最終予選における通算得点数を計6ゴールとしている。これは元韓国代表FWイ・グノ（36、大邱FC）と並んで2位タイの数字だ。
韓国代表におけるW杯アジア最終予選での通算最多得点者は、江原FC指揮官の元韓国代表FWチェ・ヨンスだ。チェ・ヨンスは1998年フランスW杯アジア最終予選で8試合7ゴールを決め、同部門の1位を堅持している。
したがって、ソン・フンミンがUAE戦であと1ゴールを決めれば、チェ・ヨンスと並んで1位タイとなる。2ゴール以上を決めればソン・フンミンが単独首位となる。
また、ソン・フンミンは最終予選だけでなく、W杯予選全体に範囲を広げた場合に通算15ゴールを決めており、こちらは史上最多をマークしている。2位は通算12ゴールの元韓国代表FWパク・チュヨン（36、蔚山現代）だ。
（記事提供＝OSEN）
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