「大谷→鈴木→村上→吉田」韓国は侍ジャパン超強力打線を防げるのか「戦ってみる価値はある」

2023年01月28日 スポーツ #プロ野球
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打線の力も強大だ。日本メディア『日刊スポーツ』が予想したラインナップを見ると、「1番:ラーズ・ヌートバー(中堅手)」「2番:大谷翔平(指名打者)」「3番:鈴木誠也(右翼手)」「4番:村上宗隆(三塁手)」「5番:吉田正尚(左翼手)」「6番:山川穂高(一塁手)」「7番:牧秀悟(二塁手)」「8番:甲斐拓也(捕手)」「9番:源田壮亮(遊撃手)」という打順だった。

ヌートバーは2021年にメジャーリーグ・デビューを果たし、フルタイム選手となった。昨季は108試合で打率0.228、66安打、14本塁打、40打点、OPS 0.788を記録。打率は低いが選球眼に優れ、長打力も持ち合わせる。

2番以降は続々と“大砲”が登場する。

まず、大谷は誰もが認めるホームランバッター。鈴木はNPB通算打率0.315、182本塁打を放ち、シカゴ・カブス入団以降も打率0.262、14本塁打、46打点を記録して定着している。村上はNPB日本人最多56本塁打を記録した特級パワーバッター。吉田もボストン・レッドソックスと5年9000万ドルで契約するほど、正確さと長打力を兼ね備えた打者だ。

大谷翔平

山川は埼玉西武ライオンズの看板打者として2022シーズンのパ・リーグ本塁打王に輝いた。2017年から6年連続で20本塁打以上を放っており、40本塁打にも3度到達するなど国内屈指の長打者である。牧はチャンスに強く、2年連続20本塁打など巧みさと長打力を兼ね備えるほか、守備力も安定している。

捕手には甲斐をはじめ、中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)、長打力を備えた大城卓三(読売ジャイアンツ)も選ばれている。遊撃手と二塁手をこなすことができ、卓越した盗塁能力を備えた中野拓夢(阪神タイガース)は、攻守のバックアップ要因として活用するものとみられる。外野手の近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)も、通算打率0.370と精巧な打撃でチームに力をもたらす。

韓国代表は東京ドーム開催の3月10日、WBCでは2009年大会以来14年ぶりとなる“日韓戦”を控え、侍ジャパンの打線に対する徹底的な分析に着手した。

国際大会では相手に対する対策を完璧に敷くことは難しい。そのため、打者よりは投手の方が有利だという声もある。

投手運用に一見識のあるイ・ガンチョル監督が、侍ジャパンが誇る“矛”を無力化できるのであれば、“日韓戦”は戦ってみる価値がある。

韓国はこれまで常に国際舞台で劣勢という評価を受けてきたが、それでも日本に勝利を収めてきた。だからこそ宿敵、ライバルになったのだ。

(記事提供=OSEN)

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