「まだ育成段階?」佐々木朗希の“WBC離脱案”に韓国も驚いた理由「完璧に育てるための配慮か…」

2023年02月06日 スポーツ #プロ野球
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佐々木は春季キャンプ2日目の2月2日にブルペン入りし、WBC公認球で49球を投げた。

昨年11月の侍ジャパン強化試合では4イニングを投げたが、滑りやすい公認球に制球の不安を露呈した。以降、着実に公認球でトレーニングを積んできているようだ。

佐々木朗希(写真は2019年のWBSC U-18ベースボールワールドカップ)

佐々木はダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、山本由伸(オリックス・バファローズ)とともに侍ジャパンをけん引する先発投手陣4人のうちの一人だ。

2022シーズンには完全試合を達成し、日本球界を背負う次世代エースに浮上した。多くの日本メディアは、佐々木がWBC1次ラウンド第3戦のチェコ戦で先発登板するものと予想している。

ところが、1次ラウンド以降は先発3人体制で稼働すれば、事実上佐々木の登板可能性が少なくなるというのが見方だ。準々決勝、準決勝、決勝の日程を考慮し、ダルビッシュ、大谷、山本の3人で十分稼働するという。佐々木はブルペンに移動したとしても、追加登板が現実的に難しいという見通しだ。

そのため、1次ラウンドでの登板を最後に交代されるという予想が出ている。まだ育成段階にあり、球数などさまざまな制限がある佐々木を、登板日程が確定しない救援陣として活用することは難しいため、アメリカに連れて行った場合にシーズン調整にも問題が伴うというのが見解だ。

それだけ佐々木の負傷リスクを払拭し、日本を代表する完璧なエースに育てるための配慮と解釈できる。

最高球速164kmを誇る佐々木は、昨季に20試合だけに登板し、129.1イニングを消化した。9勝4敗、防御率2.02、WHIP 0.80を記録した。デビュー初年度は登板を封印し、2021年は11試合のみ投げるにとどまった。

日本の野球ファンたちは、昨季に劇的な成長を遂げた佐々木が、今季により恐ろしく完璧な怪物投手になってくれることを期待しているはずだ。

(記事提供=OSEN)

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