韓国のマネジメント会社を通じて「私だけでなく、種目を問わずすべての運動選手は胸に太極旗(韓国国旗)をつけて、国家を代表する選手としてプレーする夢を見たはずです。今回、WBC代表予備名簿に含まれた時、どれほど嬉しかったかわかりません。でも期待が大きかったからでしょうか。不可決定による失望と挫折感も非常に大きい」と伝えている。
続いて「チームが懸念する肘の手術はしましたが、アメリカに戻って正常なリハビリを順調に進めていましたし、最近はライブバッティングまでできるほど何の問題もありませんでした。今月中旬に予定されている代表チームへの合流はもちろん、東京で開かれる第1ラウンドの日程に合わせてコンディションをよく引き上げていたので、私が感じる失望感は大きすぎて、痛いです」とパイレーツの決定に不満を示した。
チェリントンGMはこれについて、「チェ・ジマンは韓国人であることを誇りに思っており、母国代表への愛着もある。多くの人が関心を持つ大会だけに、プレーしたい気持ちが大きかっただろう」とし、「チェ・ジマンは私たちの決定に失望すると思う。彼の失望感は理解できる」と立場を伝えた。
パイレーツがチェ・ジマンの出場に反対した決定的な理由は、やはり体調だった。
チェリントンGMは「彼は現在、順調にリハビリを進めているが、正常なオフシーズンを過ごしていない。このような状況で、チームが選手のWBC出場を懸念するのは極めて当然のことだ」と説明している。
というのも、パイレーツとしてはチェ・ジマンがリハビリを成功させ、移籍初年度の4番打者然とした姿に復活することを期待しているからだ。チェリントンGMも「チェ・ジマンが球団の決定に失望した部分は理解できるが、とりあえず今季を成功裏に終えることが重要だ。チェ・ジマンと球団の間には何の問題もない」と語っている。
(記事提供=OSEN)