しかし、警戒すべき対象は存在する。投手では韓国プロ野球ハンファ・イーグルスでプレーした経験を持つワーウィック・サーポルト、そして打者では大谷が所属するエンゼルス傘下3Aのアーロン・ホワイトフィールドだ。
ホワイトフィールドは現在、オーストラリア代表の中で唯一、メジャーリーグのロースター枠40人に含まれた選手だ。昨年、メジャーで5試合出場し、11打数無安打、5三振の成績を残した。
その代わり、マイナーでは通算7シーズンで547試合に出場し、打率0.245、471安打、34本塁打、213打点、180盗塁、OPS.668の記録を残しており、俊足で韓国を苦境に陥れる見通しだ。
そんなホワイトフィールドは、目先の韓国戦よりも日本を注視している。野球メディア『Full-Count』が公開したホワイトフィールドのインタビューによると、「(大谷に)“日本を倒す”と伝えるつもりだ」と答えている。
また、昨年に日本で行われた2度の親善試合を思い返し、「当時と今のオーストラリアは違うチームだ。WBCで会う前に多くの投手と対戦できて本当に楽しかった」と伝えた。
続いて「日本とはいつも良い試合をしている。プレミア12ではわずかの差で(豪2-3日)敗れたが、WBCのように大きな大会は大量得点の機会もなく、接戦の試合になると思う。何でも起こり得ると思う」と強調した。
なおオーストラリア戦を最初のターニングポイントとして見据える韓国は、15日(日本時間)に米アリゾナ州ツーソンのキーノー・スポーツ・コンプレックスでトレーニングを行う予定だ。
(記事提供=OSEN)
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