現在、韓国と日本で最も核心的な選手であり、注目に値する選手を挙げるならば、断然この2人の選手の名前が先に挙がるだろう。
1998年生まれの同い年のイ・ジョンフと山本は、ほぼ同時期にメジャー挑戦を明らかにした。現地アメリカも当然、この2人を同時に注目している。
アメリカメディア『ニューヨーク・ポスト』は最近、野球界で最も興味深い人物50人を選定した。イ・ジョンフは山本とともに14位に上がり、彼らに対する関心が説明された。
同メディアは「イ・ジョンフも山本も韓国と日本で昨年MVPを受賞した。同時にWBCにも出場し、その後メジャーに挑戦する予定だ」と紹介した。
同メディアは大部分のチャプターを山本の説明に割いた。「この2年間で日本版サイ・ヤング賞(沢村賞)を受賞した山本は衝撃的だ。25歳でメジャーリーグに進出したダルビッシュ有、田中将大のようなスターと肩を並べる。莫大な入札が行われるものと予想される」と伝えた。
イ・ジョンフも山本も、今シーズンが終わればポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦する予定だ。もしWBCという国際大会で深い印象を残すことができれば、自国で活躍することよりさらに大きく注目されかねない。大型契約を受けられる可能性がある。
メジャー挑戦の準備はイ・ジョンフが多少着実に準備している様子だ。今年、キウムと年俸交渉の過程で球団にメジャー挑戦の意思を伝え、球団もこれを承諾した。以後、スーパーエージェントのスコット・ボラス氏をメジャー進出の代理人に決め、本格的なセールスに突入した。
一方、山本は2年連続沢村賞と4冠王という前代未聞の偉業を達成し、メジャー挑戦の意欲を示したが、まだ特別な動きは捉えられていない。
(記事提供=OSEN)