同日午前、日本国内の複数メディアは「サイ・ヤング賞を受賞した経験のあるトレバー・バウアーが横浜DeNAベイスターズに加入した」と一斉に報道した。
バウアーは2012年にメジャーリーグ・デビューした後、通算222試合(212試合先発)に登板して83勝69敗、防御率3.79を記録した。
2018年にはア・リーグオールスターに選ばれ、2020年にはナ・リーグのサイ・ヤング賞にも輝いた選手だ。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で60試合の短縮シーズンとなったなかでも、シンシナティ・レッズ所属で5勝4敗の防御率1.73を記録した。
翌2021年にはロサンゼルス・ドジャースと契約。同年は17試合8勝5敗、防御率2.59の成績を残した。
ただ、バウアーは2021年6月29日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦がメジャーでの最後の登板となった。当時、バウアーは女性への性的暴行の疑いでMLB機構から324試合の出場停止処分を受けたのだ。
その後、控訴して処分は194試合に軽減されたが、最終的にドジャースから放出されることになった。
所属先を見つけられなかったバウアーは、日本でチャンスを得た。日本メディアによるとDeNAでの背番号は96。ドジャース時代の背番号は27だった。
(記事提供=OSEN)