侍ジャパンは本日(21日)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークでメキシコ代表との準決勝に臨む。
侍ジャパンは1次ラウンドを4戦全勝で通過し、準々決勝ではイタリア代表に9-3で勝利した。メキシコに勝てば、2009年大会以来14年ぶりの決勝進出となる。
日本メディアによると、大谷は準決勝の会場ローンデポ・パークで行われた前日練習に参加した後、決勝進出時の登板可能性について「もちろん先発はないと思うが、リリーフ投手として投げる準備をしたい。体調と相談して決めたい」と伝えた。
WBCでも二刀流を披露している大谷は、9日の中国戦、16日のイタリア戦に先発投手兼指名打者として出場した。中国戦では4回1被安打、5奪三振の無失点と好投し、イタリア戦では4.2回4被安打、5奪三振、2失点を記録した。
大谷が所属するエンゼルスのフィル・ネビン監督は以前、「大谷が準決勝、決勝に進出した場合、投手としては登板しない」と言及した。このため、準々決勝が投手として最後の登板とされていた。
だが、大谷自身は決勝進出時にリリーフ投手として投げる準備をしている。大谷は「ここまで球団が本当にわがままを聞いてくれて、許容してやってもらっているところがある。最後は自分のフィジカルコンディションを見て(決勝のリリーフ登板を)決めたい」と、登板の意思を示していた。
侍ジャパンは、本日(21日)行われるメキシコ戦で先発する佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)以降にブルペンの総力戦を繰り広げ、決勝進出した場合、ブルペン投手は2日連続で登板しなければならない。
仮に侍ジャパンが決勝進出を果たすことができれば、大谷の初のリリーフ登板を見られるかもしれない。
(記事提供=OSEN)