4月20日、韓国のとある野球コミュニティでは、スミスが野球ファンの一人とSNS上で交わした会話内容のキャプチャー画像が掲載された。
スミスと対話したと主張するそのファンは、キャプチャー画像2枚を掲載するとともに「捏造ではないことを認証」とし、「最初から“医療観光”をしようとしていたようです」と、多少感情的なニュアンスの文も綴った。
会話の内容はこうだ。
投稿を載せたファンが、SNSのDMでスミスに「good bye injury prone man」と伝えた。すると、スミスは「Bye bye!Have fun in your garbage country」と、多少激昂した様子の返信をしていた。
解釈すると、ファンから「さよなら、ガラスの男」という皮肉めいた言葉を浴びたことで、スミスは不快感を示し、「バイバイ!ゴミの国(韓国)で楽しんで」と返したものとみられる。
これを見た別のファンたちは、「“ガラスの男”というのは誤った言葉なのか」「あえて悪口を先に吐き出す理由があったのか」など議論を繰り広げている。
今季開幕前に総額100万ドルでハンファに加入したスミスは、先発陣をけん引する外国人エースとして多くの機体を集めていた。
ところが、今月1日のシーズン開幕戦で先発登板するも、2.2回を投げた時点で肩の痛みを訴え、60球で自主降板した。結局、負傷リスクを振り払えなかったスミスは19日にウェーバー公示され、開幕1カ月も経たずに今季初めて放出された助っ人となった。
ハンファ加入以前、西武に在籍した昨季も、スミスは負傷問題が常に付きまとう選手だった。
開幕早々に助っ人を一人失ったハンファは、素早く代替選手の確保に動き、スミスのウェーバー公示翌日の20日に年俸40万ドルでリカルド・サンチェスを獲得した。
サンチェスは140km後半のストレートのほか、ツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップを駆使する左腕投手で、ハンファは「安定的なイニング消化が可能だろう」と評価している。
サンチェスは行政的手続きが終わり次第、4月中に入国してチームに合流する予定だ。
(記事提供=OSEN)