エドマンは同日行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・遊撃手」として先発出場。4打数3安打、5打点、1四球、3得点の大活躍を披露した。
1打席目から長打を放った。先頭打者として打席に立ったエドマンは、ダイヤモンドバックスが誇る1130億ウォン(日本円=約113億円)投手マディソン・バムガーナー相手に二塁打を放ったのだ。
2球目のチェンジアップを攻略して二塁打を記録したエドマンは、17日のピッツバーグ・パイレーツ戦以来3試合ぶりに安打を放ち、後続のディラン・カールソンの二塁打で得点を挙げた。
3-2でリードした2回一死一塁の2打席目は四球で出塁。スコアを4-3とした3回二死一、三塁の3打席目には、左方向への3点本塁打を放った。
エドマンはバムガーナーが初球に投じた76.2マイル(約122km)のカーブを打ち返し、12日のコロラド・ロッキーズ戦以来7試合ぶりにシーズン2号目を記録した。序盤の勝機をもたらした貴重な一発だった。
エドマンの活躍はまだ続いた。7-4にリードを広げた5回二死一、二塁では、2番手ピーター・ソロモン相手に走者一掃の2打点三塁打を放った。12日のロッキーズ戦以来、7試合ぶりにシーズン2度目の1試合3安打を達成した瞬間だった。直後には後続のピーター・ソロモンの適時打で自身もホームに帰還した。
この試合でエドマンはシーズン打率を従来の0.241から0.274へと大幅に引き上げた。サイクルヒットまであと1本という大活躍だった。
カージナルスはエドマンのワンマンショーでダイヤモンドバックスを14-5で破り、前日までの2連敗から脱した。エドマンを中心とした打線の猛打で、相手先発バムガーナーは3回7被安打(1被本塁打)、4四球、2奪三振、7失点と大崩れ。早くも今季3敗目という痛みをもたらした。
なお、エドマンは韓国人の母親とアメリカ人の父親の間に生まれた韓国系アメリカ人で、今年3月のWBCで韓国代表メンバーに選ばれて大きな話題を集めた。
だが、結果は1次ラウンド3試合の出場で打率0.182の2打点と、韓国を勝利に導く活躍はできなかった。
(記事提供=OSEN)