現在、米メジャーリーグ(MLB)最高のスター選手として“二刀流”で大活躍中の大谷翔平。2021年のア・リーグMVPを満場一致で授賞し、昨季もMVP投票2位に入った。
今季は21日時点で打者として打率0.269(67打数18安打)、4本塁打、11打点、OPS(出塁率+長打率)0.916、投手として4試合(21回)2勝、防御率0.86と活躍中だ。
そんな大谷は、19日から21日まで行われたニューヨーク・ヤンキースとの3連戦にも出場していたが、これまでニューヨークの華やかな街を楽しんだことはまったくなく、野球だけに専念してきたという。
実際、19日のヤンキース戦の試合後には、「(ニューヨークの街は)一度も出たことがないからわからない」と笑いながら語り、話題を集めた。
エンゼルスの本拠地アナハイムとニューヨークの間に3時間の時差があることもあり、「睡眠時間を管理することが第一。今回はすぐホームに戻るが、普段は中地区のチームとの日程も消化する場合もある。睡眠時間について、数日前から準備を体系的にする必要がある」と強調していた。
そんな大谷について、エンゼルス率いるフィル・ネビン監督は「大谷はどんな環境でも目的を達成する。誰も見ない補助球場でも、4万人の観客が入るヤンキー・スタジアムでも、同様に競争心を発揮するだろう。だからこそ特別な選手で、球界最高の選手であるわけだ」と感心しきりだった。
(記事提供=OSEN)