大谷は同日、敵地ミニッツメイド・パークで行われたヒューストン・アストロズ戦でシーズン6勝に挑戦するも、今季個人1試合最多被安打を記録するなど相手打線に打ち込まれた。
シーズン防御率は2.91から3.30に上昇した。
出だしから不安だった。
1回、ジェレミー・ペーニャに内野安打を許したのに続き、守備のミスも重なり一死二塁とすると、ヨルダン・アルバレスの打席で暴投を犯し走者が三塁に進塁。そして、7球目に投じたスライダーを打ち返され、右中間越えの2ラン本塁打を浴びた。
2回、3回をそれぞれ打者3人で終えた大谷だが、4回に二死走者なしからカイル·タッカー、ホセ・アブレイユ、チャス・マコーミックに連続安打を打たれ、満塁の危機に追い込まれた。ただ、コーリー・ジュルクスを一ゴロに誘導して無失点に抑えた。
しかし、5回二死でペーニャを四球で塁に出し、アルバレスの内野安打で一、二塁とすると、ブレグマンに左前安打を打たれさらに1失点した。
また、6回には二死二塁でジュルクスに左越え2ランを打たれ、5失点目を記録した。
6回まで投げて9被安打(2被本塁打)、1四球、9奪三振、5失点を記録した大谷は、7回からチェース・シルセスにマウンドを託した。大谷は打撃でも不振を極め無安打、四球で一度出塁するのにとどまった。
なお、エンゼルスはアストロズに2-6で敗れた。
(記事提供=OSEN)