同日の試合前まで4試合に登板して1勝2敗、防御率6.86と不安な姿を見せたバウアーだが、この日はサイ・ヤング賞受賞者らしく完璧な投球を披露した。
8回3被安打(2被本塁打)3四球、10奪三振、2失点と圧巻の投球で、シーズン2勝目に成功した。先月3日の広島東洋カープ戦以来、31日ぶりの勝利だった。
マウンドに上がるたびに本塁打を許してきたバウアーは、「本塁打を打たれないことが目標」と話していたが、被本塁打行進の終止符を打つことはできなかった。
しかし、これまでの登板とは確実に変わった姿で、次の登板を期待させた。DeNA打線も10安打を放ちバウアーの肩を軽くした。DeNAは西武を6-2で破った。
バウアーは試合後、久しぶりの勝利に「3勝目まで1カ月お待たせしないように頑張ります」と微笑んだ。そして最後、「素晴らしいファンの素晴らしいエネルギーに感謝する」と挨拶を伝えていた。
(記事提供=OSEN)