釣りをしていた妻を海に突き落とし、何度も石を投げつけ殺害したとして起訴された30代の夫が韓国の最高裁で懲役28年の判決を確定された。
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10月17日、最高裁1部(主審ソ・ギョンファン大法官)は、殺人罪で起訴された30代のパク氏の上告を棄却し、控訴審で言い渡された懲役28年の判決を確定したと明らかにした。
パク氏は昨年7月15日午前2時40分頃、仁川(インチョン)蚕津島(チャムジンド)の堤防で30代の妻を押して海に落とし、上がってこられないように石を投げつけ、頭部を複数回打って殺害した容疑で逮捕・起訴された。
2人は2020年に結婚したが、その年にパク氏が浮気し、以降は妻から過度に監視されていると感じて不満を募らせていたという。
パク氏は犯行当日の午前3時頃、自ら通報し、「釣りに来て、車に荷物を取りに行っている間に妻が海に流されていた」と報告。しかし、これは虚偽の証言であった。海洋警察は現場周辺の防犯カメラ(CCTV)映像と携帯電話のデジタルフォレンジック解析を通じて、パク氏が妻を殺害した状況を確認した。
CCTV映像には、パク氏が海で溺れている妻に向かって周囲の大きな石を何度も投げつける姿が映っていた。死亡した妻の頭部には、石に当たった痕跡と血痕が発見された。
海洋警察が犯行の証拠を提示すると、パク氏は「妻との不仲があった」と認め、「これ以上一緒に暮らすのは難しいと思い犯行に及んだ」と供述した。
1審では、パク氏に懲役23年を言い渡した。しかし控訴審の裁判所は「原審の刑は軽すぎて不当だ」とし、懲役28年に刑を引き上げた。
当時、裁判所は「もし軍の監視資料であるCCTV映像がなければ、被告の意図通り事故死として処理されていたかもしれない」と述べ、「深夜の誰もいない海岸で、信じていた夫から残酷に殺害された被害者が感じた恐怖心と身体的・精神的な苦痛は計り知れない」と非難した。
懲役28年が確定したパク氏のニュースに対して、オンライン上では「なぜこんなことができるのか。悪魔でもやらない」「海に突き落としてさらに石まで投げるなんて…」「28年でも短く感じるほど残忍」といった反応が寄せられた。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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