ここ1年を振り返ると、中国と韓国のネット民による対決が熾烈化していることがわかる。
両国共に相手側の揚げ足を取り、ネット上で罵り合う姿は日本ではあまり取り上げないが、両国のメディアでは大きく報じられている。
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実際に韓国での“腐ったキムチ騒動”や北京五輪での韓服問題、最近では中国で人気だった韓国オリオンのチョコパイが中韓で成分が違うなど、形を変えて何度も対立を繰り返している。こうした繰り返される対立の結果、中国では韓国製品の不買運動が相次いでいる。
前述したチョコパイに加え、4月10日には中国メディアが韓国産の焼き肉用の肉の賞味期限が、韓国内よりも2倍も長いと報じた。その結果、中国ネット民の間では「韓国の売れ残りをよこしている」「我々の健康を考えなていない」と怒りの声を上げ、炎上を続けている。
なお、その製品に関しては、中国内の食品検査研究院が調査に乗り出して成分検査を行った結果、いずれも過酸化数値が基準値を超えていないことが確認されたと明らかにした。
しかし中国ネット民の間で火がついた「もう韓国製品を買わないようにしよう」という運動は、いまだに続いている。
こうした状況が韓国内で報じられると、当然のように韓国ネット民も怒り心頭だ。
「いいですよ!買わないでください」「中国の得意分野だな。うまくいっている製品のコピー商品を売り出すために、海外の既存製品の不買運動をするのは」「中国人に韓国のものを食べる資格がない。もう売らなくていいよ」といった具合だ。
炎上が繰り返されるうちに、語気も荒くなる両国ネット民の対立。和解できる日はくるのだろうか……。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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