過去、イギリスのオックスフォード人口問題研究所は「地球上で真っ先に消え去る国は韓国」と指摘したことがある。
【画像】「結婚してごめんなさい」誰もが自虐する韓国の結婚事情
年々増え続ける死亡者や深刻な出生率の低下から来る言葉だ。
これを裏付けるように、韓国の少子化問題は度々メディアも取り上げており、喫緊の課題であるのだ。
そんななか、朝鮮半島未来人口研究院は9月1日、20~49歳の男女2000人を対象に「結婚と出産に対する認識」というアンケート調査を行った。だが、今回も厳しい結果となっている。
なんと、回答者の42.6%が「出産する意向がない」と答えたのだ。「出産する意向がある」と答えた回答者は37.8%で、19.6%は「よく分からない」と答えている。
また、「出産する意向がない」と答えた回答者は、女性が52.9%で男性の33.1%よりも多かった。
女性が「出産する意向がない」と答えた理由としては、「子供を産む必要性を感じることができないため」(13.9%)、「子供の世話・育てる経済的余裕がないから」(12.7%)、「子供の教育に莫大な費用がかかるから」(10.7%)などがあがった。
一方、男性は「雇用状態・職業が不安定」(17.9%)、「養育費を捻出する経済的余裕がない」(16.0%)、「子供を産む必要性が感じられない」(10.5%)という結果になった。
こうした結果に、韓国国内では「人間の本能を否定する時代になってきた」「子供を産んでみなければ、その苦労も喜びもわからないと思うのだけどな」「今の我が国で子供を産むのは不幸に繋がる」「気軽に産めという人に限って、責任を取ろうとする考えがない」など、多くの意見があがった。
若者の出産意欲の低下。まずは、この部分をどうにかできなければ「韓国の消滅」は回避できないだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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