179人が死亡した韓国機事故の調査、全12段階中4段階目が進行中と判明「透明に共有する」

2025年01月03日 社会 #時事ジャーナル
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韓国の務安(ムアン)国際空港で発生したチェジュ航空旅客機の惨事に関する調査は、全12段階中、現在4段階目が進行中であることが確認された。

【写真】韓国の旅客機事故、爆撃を受けたような現場

1月3日、国土交通部・航空鉄道事故調査委員会(以下、事故調査委員会)は務安国際空港で遺族を対象に、このような事故調査の進行状況を報告した。この報告は、事故犠牲者の遺族からの要請に基づき、この日初めて行われた。

航空鉄道の事故調査は国際基準および国内法令に従い、全12段階で実施される。事故調査委員会によれば、現在進行中の4段階目では、事故調査の基礎となる関連情報や資料の収集を目的とした現場調査が行われている。

事故調査委員会は、4段階目以降、事故機の残骸やデータの分析・実験、報告書の草案作成、公聴会、関係国の意見収集、委員会での審議を経て、最終的な調査結果を公表する予定だ。

今回の惨事発生後、事故調査委員会は事故機の設計・製造国であるアメリカの事故調査当局に関連内容を通知した。その後、12月31日から米韓合同事故調査団を構成し、残骸確認や運航・整備・着陸装置(ランディングギア)など各分野の専門グループを組織して現場調査を進めている。

事故現場
(写真=時事ジャーナル)事故現場

また、管制官へのインタビューや事故現場のドローン撮影を完了しており、回収した音声記録装置のデータを取り出して、文字起こしを進めている。

事故機の飛行記録装置(FDR)は接続部が破損した状態で回収され、国内でのデータ抽出が不可能となったため、来週中に調査官2人がアメリカへ向かい、情報分析を行う予定だ。

事故調査委員会は、この資料の分析や実験結果を基に、調査報告書の草案を作成する方針だ。

事故調査委員会は「今回の惨事は、多くの犠牲者が出た大規模な航空事故であるため、最優先調査課題として迅速な調査を進めている」とし、「今後、遺族や国民の知る権利を保障するため、公聴会などを通じて事故調査の過程を透明に共有する」と述べた。

(記事提供=時事ジャーナル)

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