①現役:徴兵または志願によって入営した兵。兵役法または軍人事法により現役として任用された将校、准士官、副士官および武官候補生も含まれる
②予備役:現役を終えた人
③補充役:徴兵検査を受け、現役服務できると判定された人の中で、兵力の需給事情により現役入営対象者に決定されていない人。また、社会服務要員、産業機能要員などで服務または義務従事しているか、その義務付けられた勤務を終えた人
④第1国民役:兵役義務者のなかで、現役、予備役、補充役、第2国民役ではない人。韓国の男性は18歳になる年に編入される
⑤第2国民役:徴兵検査の結果、現役や補充役の服務はできないが、戦時中、勤労の召集による軍事支援業務は耐えることができると定められた人
そのほか、海外在住の韓国人や外国国籍保持者、また、孤児や実刑を受けている人も5級に含まれるという。兵役を逃れるために、韓国財閥の息子などがアメリカ国籍を取得したなどとニュースが報じられることがあるが、その理由がここにあると言えるだろう。
続く6級は兵役免除。肉体的に軍務・公益につくことが不可能である人がここに該当する。芸能人でいえば、チャン・ドンゴンが気胸手術を受けていたことを理由に兵役免除となっており、ペ・ヨンジュンも視力不足で免除されている。オリンピックの金メダリストや、スポーツの国際大会で一定の成果を上げた選手なども、褒章として兵役免除となる。7級は、再検査判定という判定だ。
徴兵検査について付け加えておくと、いかに精神的・肉体的に健康であっても、中学中退以下の学歴者は1~3級に分類されることはないそう。兵役においても超学歴社会である韓国らしさが出ているのかもしれない。
文=サーチコリアニュース編集部)