強いストレスと憂鬱感に悩まされている中高生が10人中3人の上るという、驚くべき調査結果が出た。韓国の話だ。
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韓国の教育部と疾病管理庁が11月22日に発表した「2024年青少年健康行動調査」(中高生5万7580人対象)によると、最近2週間の日常生活でストレスを「非常に多い」、または「多い」と感じたと回答した中高生は42.3%に上った。
昨年よりも5.0%ポイント増加した数字であり、2010年(43.8%)以降、中高生のストレス認識率が最高値を記録したことになる。ストレス認識率は2010年以降にやや減少し、2015年には35.4%まで下がったが、最近10年間を通じて再び全体的に上昇傾向を示している。
特に男子学生(35.2%)に比べ、女子学生(49.9%)が強くストレスを感じていることもわかった。
ストレスだけでなく、悲しみや絶望感を覚える憂鬱感の経験率も26.0%と前年に比べて1.7%ポイント上がった。こちらも男子学生23.1%(前年比1.7%ポイント増)、女子学生32.5%(1.6%ポイント増)と、女子のほうが高い数字だ。
さらに、最近7日間の睡眠時間が疲労回復に「非常に十分」、または「十分」だったと感じた青少年の割合は、前年(26.0%)に比べて4.1%ポイント低下し21.9%となった。睡眠に対する満足度も、2015年(28.0%)と比較して大幅に下落した。
とにかく韓国の中高生の精神健康が脅かされているのだ。
専門家たちは、社会的交流が減少して個人主義文化が拡散したことで、青少年が心理的な困難を解消する機会が失われたことが原因の一つと指摘している。また、幼い頃から学業や進路などの社会的な競争に対するプレッシャーによって、精神健康が悪化しているという分析もあった。
教育部のイ・ジュホ長官も「青少年の精神健康に対して、より多くの関心と支援が必要だ」と伝えている。
中高生の精神健康が脅かされている現状を受け、韓国のオンライン上では「公教育が崩壊したことが主な理由だろう。学校ではなく塾で勉強するから感情が機械的になってしまった」「国家レベルで小学生まではスマートフォンを禁止にすべきでは」「子供たちが外で遊ばないからな。自然に触れる時間を作ってあげないと」といった意見が上がった。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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