【韓国の兵役のギモン④】軍隊生活では何を食べる?厳しすぎる基礎訓練とは

2021年12月07日 その他 #兵役関連
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正式に部隊に配属される前に、訓練所で軍人としての基礎が叩き込まれるというわけだ。初めての軍隊生活ということもあって、この新兵訓練期間を「とにかくつらい」と振り返る人が多い。その期間は、タバコも吸えないという。

基礎訓練の内容としては、制式訓練、射撃の予備訓練、行軍など。制式訓練では、一般人から軍人になるために、軍隊式の立ち方、座り方、歩き方などが叩き込まれる。重たい銃を担ぎながら、上官の命令に従って何度も立ったり伏せたりすることを考えるだけでも、その過酷さがわかる。

海軍では2015年1月から新兵訓練期間を3日間伸ばした。海軍関係者はその理由を、「民間人から軍人に身分を転換するにおいて、適応力の向上と戦闘力の補強、そして事故予防のために兵士教養期間を改善した」と話している。基本戦闘技術、射撃術、応急処置、水泳訓練の時間が大きく増えたそうだ。

訓練兵には階級はないが、新兵教育訓練を終えると、二等兵の階級が与えられる。最も下の階級だが、こうして軍人としての生活が始まるわけだ。

軍隊生活はイメージほど厳しくない!?

軍隊生活は厳しい期間なわけだが、何も毎日訓練ばかり行われているわけではない。

むしろ「訓練3、作業7」という言葉があるように、施設の掃除や芝刈りなどの作業が大半を占めるという。ただ、世間からは完全に分断された生活空間であるため、娯楽はほとんどない。兵役中はおやつも、立派な娯楽。ソン・スンホンなどは兵役中、チョコパイ欲しさに教会に通っていたそうだ。

過酷な訓練もありながら、それぞれの楽しみも見つけていく軍隊生活。次回は、兵役中の最大の楽しみと言われている「ガールズグループの慰問公演」を見てみよう。

文=サーチコリアニュース編集部

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