鬱陵(ウルルン)島を「日本の領土」と表示している海外サイトが発見され、韓国で話題を集めている。
10月4日、世界の登山家が利用するサイト「mountain-forecast.com」で、鬱陵島が日本領土として表示されている事実が発見され、誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が是正を求めることにした。
ソ・ギョンドク教授は「多くのネットユーザーからの報告で(鬱陵島が日本領と表示されている事実を)知り、確認したところ、国名の表示と写真に誤りがあることを発見した」と明らかにした。
前述したサイトは、世界各地の登山の天気予報を提供するもの。そこで「Ulleungdo」(鬱陵島)と検索すると、日本の国旗つきで鬱陵島が紹介されていた(10月4日11時現在)。
しかも鬱陵島のイメージとして使われている写真は、鬱陵島ではなく、「独島(竹島の韓国呼称)の写真だ。「まるで独島も日本の領土であるかのような誤解を招く恐れがある状況」と韓国メディアは指摘している。
振り返れば、2020年には日本の新型コロナの状況を世界に知らせるサイトで、鬱陵島が日本の島根県として表示され、論争となった事例もあった。世界の有名サイトで鬱陵島の誤表示が度々発生している。
ソソ・ギョンドク教授は「すぐに抗議メールを送り、是正を求める予定だ」とし、「全世界の韓国系ネットユーザーと共に、韓国の領土に関する誤表記を正すキャンペーンをさらに強化していく」と強調した。
なおソ・ギョンドク教授は今週末に独島を訪れ、「独島観光ガイド」というテーマの映像を制作し、独島観光の活性化にも力を注ぐ予定だ。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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