米ビルボードが9月14日(現地時間)に発表した最新チャート(9月18日付)によると、『Butter』はメインシングルチャートである「ホット100」で17位を記録し、16週連続チャートインを維持。6月5日付のチャートで初登場と同時に1位を獲得したあと、7週連続1位を含めて通算10度にわたって1位を獲得しており、「2021年ホット100最多1位獲得曲」のタイトルを保有するなど、韓流の底力を見せる結果となった。
韓国ではBTSが記録を塗り替えるたびに、大々的な報道がされるなど、国を挙げて彼らの功績を讃えている。しまいには、「大統領の文化特使」の資格で文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国連総会日程に同行するほどだ。韓国政府からのBTS、ひいては韓流への強い信頼を感じさせる出来事だ。
また、興味深いアンケート調査もある。昨年、10代の小中高生291人に「韓流の認識と海外のコンテンツ消費の現状」について質問したのだが、回答者の約33%が、韓国を代表する韓流に「K-POP」を挙げ、回答者の50%以上が「国家の認知度とイメージの向上」に助けを与えると答えている。
中でも、回答者が「韓流ブームを実感した瞬間」という問いには、「BTSが米国ビルボードチャートで1位を記録した時」という答えが圧倒的だった。
ちなみに、K-POPに続く韓流のイメージとしては、ドラマ・芸能(24%)、映画(12%)と続き、BTSに次ぐ影響力のあるアーティストとして名前が上がったのは、BLACKPINK、EXO、『江南スタイル』のPSY(サイ)と続いた。
ペ・ヨンジュンやチャン・グンソクなど、日本でも起きた韓流ブームにはそれを牽引する立役者がいる。現在、日本でも圧倒的な人気を誇るBTSが、このままファンを魅了し続けてくれることを願うばかりだ。