「韓国の菜々緒」とも言えるユン・ヘジュはなぜ美ボディに目覚めたのか

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先日、インタビューを紹介した“現役女子大生マッスル美女”イ・フィジンは、「舞踊のために細いスタイルを維持するのに慣れていたので、鶏むね肉などたんぱく質をたくさん摂らなければいけなかったのが大変でした」と語っていたが、ユン・ヘジュは、体脂肪を減らすために食事の品目を制限したという。

「もともと体脂肪が多かったので、食事管理にはかなり力を入れました。特に、食事の品目をかなり制限しましたね。インスタント食品やお米は絶対に食べず、鶏むね肉と白身魚、玄米やサツマイモだけを食べて過ごしました」

そんな過酷な準備期間を経て臨んだ『マッスルマニア』で、ユン・ヘジュは見事に入賞を果たしたわけだが、大会本番では、これまでモデルとして活動してきた経験も活かされた。

インタビューに同席した『マッスルマニア』韓国大会を主催するSPOMAX社のキム・ハンリム責任プロデューサーは、ユン・ヘジュをこう評価する。

「ユン・ヘジュ選手は、ステージ上での表現力が抜きんでています。大会の経験がない出場者は、舞台に上がると固くなってしまうものなのですが、彼女は違った。モデルでもあるからか、表情の見せ方やポージングが上手い。メディアが取り上げたくなるような、写真映えする選手です」

実際、大会での写真を見せてもらったが、ユン・ヘジュは次々とポーズを変えて美ボディをアピールしており、表情もリラックスしているように見える。

ただ、キム・ハンリム責任プロデューサーの評価を聞いたユン・ヘジュは、少し照れた表情を見せた後、「でも、内心ではものすごく緊張していたんですよ」と、その当時の心境を明かした。

「慣れていないステージなので、やっぱり緊張しました。幼い頃からおとなしい性格で、もともとは人前に出るのが苦手でしたから。

でも、『マッスルマニア』は楽しかったです。膨大な量のトレーニングを重ねてきたので、自信を持ってステージに上がることができました。運動を通じて、考え方もポジティブになったのかもしれません。

結果発表のときに自分の名前が呼ばれたときには、涙が溢れてきました。舞台上では必死に堪えていましたが、ステージを降りた瞬間、号泣してしまって。努力が報われて、本当にうれしかったです」

それだけトレーニングに本気で取り組んでいたことがうかがえる言葉だが、最近はユン・ヘジュに憧れて体を鍛える女性も少なくない。

彼女をはじめとしたマッスル美女の露出が増えるにつれ、フィットネス人気も高まっているわけだが、そんな韓国の状況をユン・ヘジュはひとりの女性として、どう見ていたのだろうか。そのあたりについては、次回に紹介したい。

(文=慎 武宏)

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