昨年夏の東京五輪では、アーチェリー混合団体で金メダルを獲得したキム・ジェドクが、17歳103日という若さで兵役特例の資格を得たことで話題を集めた。
ただ、実は彼よりも若い年齢で兵役特例の資格を得たアスリートがいる。
その名はパク・ソンビン。2000年10月10日生まれの彼は、今から8年前の2014年に韓国で開催された仁川アジア大会に当時13歳355日で出場し、セーリングのオプティミスト級で金メダルを獲得した。
これにより、パク・ソンビンは同大会の韓国選手団で最年少の金メダリストに輝くとともに、史上最年少で兵役特例の恩恵を受けることになった。
もっとも、オプティミスト級には15歳未満の選手しか出場できないという年齢制限の特殊性があった。とはいえ、10代前半の時点で兵役特例の資格を得たことに、韓国国内の男性から羨望の眼差しが向けられたのは言うまでもない。
なお、パク・ソンビンが成し遂げた兵役特例の最年少記録はまだ破られていない。来年9月には杭州アジア大会が控えているだけに、さらに若い年齢で兵役特例の資格を手にする選手が現れるかに注目するのも面白そうだ。
(文=サーチコリアニュース編集部H)