キム・ハソンは同日、フィリーズに2点差をつけられて迎えた5回に先頭打者で臨むと、パドレスの5得点ビッグイニングの始まりを告げる安打を放った。
その後、オースティン・ノラの適時打でホームを踏んだキム・ハソンは、同回二死一、三塁で再び打席に立ち、四球で出塁。満塁となるも後続のトレント・グリシャムが見逃し三振に倒れ、追加点とはならなかった。
『FOXスポーツ』の中継陣は、キム・ハソンの勝負が長く続くと、彼のキャリアについて語り始めた。
ところが、そこでスモルツが「キム・ハソンは日本で活躍した選手だ。ホームランバッターだったと聞いている」と、キム・ハソンに関する誤った情報を伝えてしまった。
その後、7回一死一、二塁でキム・ハソンが最後の打席に立つと、『FOXスポーツ』中継陣は「キム・ハソンはKBOリーグ(韓国プロ野球)で7シーズン活躍した選手だ」とし、先に誤って伝えてしまった情報を訂正した。
続けて、カン・ジョンホやチュ・シンスなど、かつてメジャーリーグでプレーした韓国人選手を取り上げ、キム・ハソンが韓国人選手であることを再度強調した。
キム・ハソンは2014年から2020年までKBOのキウム・ヒーローズで活躍し、891試合で打率0.294(3195打数940安打)の133本塁打、575打点、606得点、134盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.866を記録した。
昨季にメジャーリーグデビューを果たして以降は、通算267試合に出場して打率0.235(784打数184安打)の19本塁打、93打点、85得点、18盗塁、OPS 0.679を記録している。
(記事提供=OSEN)