引退説流れた“ヨン様”ことペ・ヨンジュン、日本における韓流ブーム火付け役の歩みとは

2022年11月15日 韓流
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1972年にソウルで生まれたペ・ヨンジュン。トレードマークのメガネは、幼少期にテコンドーの試合で負傷し、著しく視力が低下したことから着用し始めたとされている。この視力低下の影響で、兵役も免除となっている。

そして高校時代、ロバート・デ・ニーロ主演映画『ミーン・ストリート』を観たことで役者を目指し始めたというペ・ヨンジュンは、22歳だった1994年にドラマ『愛の挨拶』でデビュー。1996年の主演ドラマ『初恋』は韓国ドラマ史上最高視聴率65.8%を記録するなど、若くして高い人気を誇っていた。なお、この記録は26年が経った今も破られていない金字塔だ。

その後、2002年に出演した『冬のソナタ』が日本で放送されると、女優チェ・ジウとともに日本における韓流ブームのアイコンとして広く知られることに。

ペ・ヨンジュン

『冬のソナタ』の影響力は凄まじく、略語の『冬ソナ』は2004年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンの一つに選ばれるほどだった。それだけでなく、パチンコにも起用されたことで、韓国ドラマの主なファンだった女性のみならず、男性にも広く知られるようになったのだ。

ペ・ヨンジュン自身も日本での活動の幅を広げ、清涼飲料水、自動車、携帯電話、お菓子、眼鏡、化粧品、警備サービスなど多くのCMに出演し、より一層日本人にとって身近な韓国俳優となった。

そんな大ヒット作『冬のソナタ』以降、ドラマ『太王四神起』『ドリームハイ』、映画『スキャンダル』『四月の雪』に出演し、2009年には東京ドームで大規模イベントも行ったペ・ヨンジュンだが、徐々に表舞台から姿を消すことになる。

俳優から実業家へ、そして…

 

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