例えば、今月6日から日本でも公開が始まった映画『非常宣言』で主演を務める俳優イ・ビョンホンは、「バリスタ資格証」なる資格を持っている。
イ・ビョンホンは今から13年前の2010年、映画『悪魔を見た』撮影終了後の休息期間にバリスタの勉強に取り組み、同資格を取得。
コーヒーを淹れる腕前も本物で、妻で女優のイ・ミンジョンが「毎朝ドリップしてくれる。コーヒーを飲むまで少し時間がかかるけど、本当に美味しい」と絶賛するほどだ。
また、昨年韓国で大ヒットを記録したヒョンビン主演映画『共助2:インターナショナル』（原題）に出演したユ・ヘジンは「動力水上レジャー機具操縦免許」を保有している。
これはボートやヨット、釣り船を操縦する際に必要な資格なのだが、ユ・ヘジンは2020年5月放送のバラエティ番組『三食ごはん 漁村編5』に出演した際、「撮影がない期間に資格を取った」と告白し、話題を呼んだ。ちなみに、同資格は韓流時代劇『イ・サン』で主人公を演じた俳優イ・ソジンも保有している。
意外なところでは、かつてK-POPガールズグループ「Girs’day」のメンバーとして日本でも人気を博し、現在は女優として活躍するミナが「掘削機資格証」を持っている。
というのも、過去に芸能人たちが力を合わせて家を建てるバラエティ番組『エコビレッジ 楽しい家』に出演した際、「女性の体では力を使う仕事にも限界がある。機械の力を借りてでも助けになりたい」という思いで資格を取得したとのこと。
実際の撮影でもショベルカーを巧みに操作し、現場の人々を驚かせたようだ。
このほかにも、女優ソ・イェジが「性教育相談指導士」、女優キム・テヒが「スキューバダイビング資格」、女優イ・ダヘが「ワインソムリエ」、俳優パク・ボゴムが「理髪師」、ガールズグループMAMAMOOのソラが「レクリエーション指導者」など、個性あふれる資格を持つことで知られている。
もっとも、田中道子が取得した一級建築士のような資格を持つ韓国の芸能人はそう多くない。いずれ韓国でも彼女のような難関資格を取得する有名人が登場するのか気になるところだ。
（文＝サーチコリアニュース編集部H）
