ツイッター・コリアは12月5日、韓国で最も多くつぶやかれたキーワード・ランキングを「社会」「音楽」「エンターテインメント」の3部門にわけて発表した。
まず社会部門を見てみよう。1位になったのは、やはり今年5月に韓国の第19代大統領に就任した「文在寅(ムン・ジェイン)」である。
2位は大統領選挙の略語「大選」、3位は全世界から注目を集めた朴槿恵(パク・クネ)前大統領の「弾劾」。政治になにかと関心が集まった年だった。
そして4位にランクインしたのは、11月に行方不明者の捜索が公式に終了された「セウォル号」。
5位は「ファミニズム」で、続いて「ブラックリスト」(6位)、「非正規職」(7位)、「浦項地震」(8位)、「ゴールデンウィーク」(9位)、「殺虫剤卵」(10位)となった。
音楽部門の1位に輝いたのは、「防弾少年団」だった。
ちなみに防弾少年団のアカウントは、世界で最も多くツイートされたアカウントらしい。また、防弾少年団が米「ビルボード・ミュージック・アワード」でトップソーシャルアーティスト賞を受賞した5月22日は、今年1年間、最も多くのツイートが上がった日。
最もリツイートが多かった“ゴールデン・ツイート”も、防弾少年団によるツイートだった。
音楽部門の2位に入ったのは、12月に日本でアルバム発売予定の新人グループ「Wanna One」で、3位は日本でも人気の「EXO」。
今年、全世界で最も多くツイートされた歌も、EXOの『KoKoBop』だという。
「GOT7」(4位)、「SEVENTEEN」(5位)、「MONSTA X」(6位)、「NU'EST」(7位)、「HIGHLIGHT」(10位)と、男性グループが多数を占めているなか、ガールズグループとしては「Red Velvet」(8位)と、「TWICE」(9位)がランクインした。
エンターテインメント部門では、今年日本とベトナム、香港で開催された「Mnet Asian Music Awards 2017」の略語「MAMA」が1位を獲得。
続いて2位を記録したのは、Wanna Oneが誕生するきっかけとなった、アイドルサバイバルオーディション番組『プロデュース101』だった。
3位は、今年韓国で大ヒットを記録した新海誠監督の映画『君の名は。』。
『タクシー運転手』(6位)、『青年警察』(7位)、『共助』(8位)、『Okja』(10位)など、韓国人監督による映画が多いなか、海外映画は『君の名は。』が唯一だ。
4位はビルボード・ミュージック・アワードを意味する「BBMAs」、5位は「布団の外は危ない」。そして交通事故で亡くなった俳優「キム・ジュヒョク」(9位)が人物としては唯一TOP10にランクインした。
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