韓国で16年ぶりに再発売された「ポケモンパン」が爆発的なブームとなっており、販売先では店舗の営業開始と同時に客が走る“オープンラン”現象まで起きている。
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そんな中、とある客がコンビニで「ポケモンパンを出せ」と騒ぎ、警察まで出動する騒動が起きたことがわかった。
3月24日、各種オンラインコミュニティには「ポケモンパンのため警察6人出動」というタイトルの文が投稿され、急速に拡散した。
作成者は「アルバイトから『ポケモンパン』の売り切れ案内を受けた客が、隠してるのではないか暴れ始めた」と状況を伝えた。さらに「大暴れした客は警察が来ても、最後までアルバイトが嘘をついているとして、本当にないのかともう一度聞いてみた」と述べた。
これには、韓国ネット民の間でも「店員がないといったらないのだから諦めろよ」「警察もくだらない事件にかり出されてかわいそう」など、悪質な客に対して強い否定の声が相次いだ。
ポケモンパンの量が全国的に不足している状況で、一部のコンビニエンスストアは製品を餌とする「人質セット」を販売したり、特定の金額以上の購入者だけが買えるようにしたりするなど、常識を超える行動が発覚して論議が起きている。
一方でポケモンパンを製造・販売するSPCサムリップの株を買った投資家たちは、高い収益を上げている。今年1月7万ウォン(約7000円)水準だった株価は30%近く上昇し、9万ウォン台を上回っている。
かつてのハニーバターチップスのように、韓国経済に大きな影響を与えているポケモンパン。その勢いはどこまで続くだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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