韓国で生まれたばかりの新生児が遺棄され、最終的に死亡した事件をめぐり、産婦の出産を手助けするなど共犯の疑いが持たれているベトナム人留学生が警察に検挙された。
12月15日、警察によると、ソウル警察庁・女性青少年犯罪捜査隊は、児童虐待処罰法上の児童虐待致死の疑いで20代のベトナム人女性留学生A氏を逮捕し、捜査を進めている。
A氏は、今回の事件の産婦である20代のベトナム人留学生B氏と友人関係にある。
B氏は前日の14日午後6時25分ごろ、ソウル中区にある東国大学ソウルキャンパス近くの建物前に新生児を遺棄した疑いを受けている。
友人であるA氏は当時、現場でB氏の出産を手助けするなど、犯行に加担した疑いが持たれている。
警察と消防当局は「紙袋に新生児が捨てられている」という趣旨の通報を受けて現場に出動し、乳児を急いで病院に搬送した。しかし、乳児は最終的に命を落とした。
これを受け警察は、留置場に収容されているA氏と、病院に入院中のB氏を取り調べ、より具体的な事件の経緯などを解明する方針だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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