韓国で「無視された」という理由で凶器を購入し、知人を殺害した50代の男が警察に逮捕された。
【写真】男子高生44人が女性中学生1人を1年間“犯し続けた”韓国の事件
江原道(カンウォンド)の原州(ウォンジュ)警察署は12月12日、殺人の疑いで50代のA氏を緊急逮捕し、取り調べを行っていると明らかにした。
A氏は前日(11日)午後8時10分ごろ、原州市明倫洞(ミョンリュンドン)の飲食店で、知人の50代男性B氏を凶器で刺し、殺害した疑いが持たれている。
警察によると、A氏はB氏と酒を飲んでいる最中に殺害を決意し、飲食店から約2km離れたスーパーで凶器を購入したうえで犯行に及んだとみられている。A氏とB氏は同じ地域に住んでおり、以前から関係は良好ではなかったという。
B氏は首の部位に致命的な損傷を負い、心停止の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。
A氏は犯行直後、飲食店の店主が警察に通報したことを知り、タクシーで逃走した。しかし、タクシー運転手の通報により、同日午後8時30分ごろ、原州市丹渓洞(タンゲン)の酒場付近で緊急逮捕された。
当時、A氏を乗せたタクシー運転手は、A氏が乗車後に「凶器で人を刺した」と支離滅裂な発言をしたことを不審に思い、直ちに警察へ通報したことで検挙につながった。
A氏は警察の取り調べに対し、「B氏が自分を無視したため犯行に及んだ」との趣旨で供述している。
(記事提供=時事ジャーナル)
前へ
次へ