新型コロナウイルスの感染拡大によって大きく注目を集めるようになったのが、デリバリー配達サービスだ。
日本での配達サービスの手数料の相場は0円~380円くらいだろう。これを高いと見るか、安いと見るかは人によって意見が分かれる。
日本と同じようにデリバリー配達サービスが流行したのが、韓国だ。
【注目】5割に迫る事故率!! 韓国デリバリーの事故が多い理由
こうした流行に合わせて、韓国農村経済研究院は「持続可能性関連外食業分野実態調査結果」を発表(2021年9月13日~23日、20~60代の2000人を対象)した。
調査結果によると、食品2万ウォン(約2000円)分の配達を注文する際に回答者が選択した“適正”だと思う配達料は、平均1618ウォン(約160円)ということがわかった。
日本よりも安い手数料といえそうだが、韓国内では価格が「安いのか」「高いのか」という論争が激しくなっている。「昔は配達サービスはなくて、お店の主人たちがうまく配達してくれた」「1600ウォンで配達しろというのか」「高価な配達料を貰えると思うほうが勘違い」「ガソリン代も本人負担が多く、1600ウォンくらいでは生活も苦しいと思う」などだ。
人との接触を避けるために流行したデリバリー配達サービスだが、自粛ムードが解除した以上、その顧客が減少するのは目に見えている。配達料のバランスはますます難しくなりそうだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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