1980年代半ばから1990年代初頭に生まれた「ミレニアル世代」と、その後の1990年代後半から2010年の間に生まれた「Z世代(ジェネレーションZ)」。両者を合わせて「MZ世代」と呼ぶことが多い。
特に、韓国では若者を指す場合に使用される頻度が高く、テレビやラジオなどでも頻繁に使われている。
そんな韓国で行われた、「MZ世代との交流」に関するアンケートが話題を集めている。
2月15日、労働委員会設立70周年を記念して行なわれた「労働環境の変化と労働委の役割」に関するアンケート調査が公開された。同調査には、会社員・事業主など国民3742人が参加した。
注目を集めた設問は、「今後、職場でどのような葛藤が最も多くなるか」というもので、なんと43.3%が「MZ世代との葛藤」と答えたのだ。以降は、「解雇・懲戒」(30.6%)、「セクハラ・性差別」(8.8%)、「職場での嫌がらせ」(0.1%)と続いている。
こうした結果を受け、韓国ネット民の間では「M世代とZ世代をひとくくりにしないで欲しい。10代と20代で分けろ」「韓国ではMZ世代だけが正常で、残りの世代は勉強不足だったり、扇動されやすかったりするという逆説もある」「家で王様のように育てられた子が多いせいだ」など、多くのコメントが上がった。
日本でも中高年層とMZ世代との確執は、徐々に顕著化しているようにも感じる。しかし、若者と接するのが難しいのは今に始まったことではない。歩み寄ることも必要だろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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