日本の大阪を旅行中の韓国人男性が見知らぬ女子高校生にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件が、韓国国内でも波紋を広げている。
【注目】女子高生にわいせつ行為…韓国人観光客を逮捕、別の被害も
先立って1月24日、大阪を旅行中だった18歳の韓国人男性A氏がバス停で女子高校生に抱きつき、わいせつな行為をしたとして逮捕された。
A氏は、バス停に座っていた女子高校生を突然後ろから抱きしめ、口を塞ぎ、身体を触るなどの暴行を加えた容疑を受けている。A氏は容疑を認めているという。
また、前日に近くで発生した30代女性に対する性的暴行事件についても、自らが犯人だと自供したとされている。
この事件について、独島(=竹島)問題や旭日旗問題への指摘で知られる誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が意見を述べた。
彼は1月27日、自身のフェイスブックに事件を取り上げ、「この事件は日本現地でもYahoo! Japanなどを通じて大きな批判を浴びている」と伝えた。
続けて「まさに国家的な恥といわざるを得ない。もし韓国に強制送還されることになれば、厳しい処罰を通じて再発防止の模範を示す必要がある」と指摘した。
韓国では1月25日から旧正月連休の連休に入っている。今年は1月27日が臨時公休日に指定されており、例年以上に連休が長い。そのためこの期間、海外旅行する人も多い。
それを踏まえてソ教授は「どうか現地の観光地でハングルの落書きをしたり、飲酒後に騒いだりするなどの迷惑行為を避け、基本的な“グローバルエチケット”を守り、大韓民国のイメージを損なわないよう細心の注意を払うべき」と要請した。
ソ教授が危惧するように、日本では最近、韓国人観光客のトラブルが目立つ。1月20日には、32歳の韓国人女性が札幌市の路線バスの車内で運転手の腕を複数回殴り、暴行の現行犯で逮捕される事件があった。
韓国人観光客は昨年、日本に計881万7800人も来ており、今年もその傾向は変わらないと見られている。
旅行プラットフォーム「トリップドットコム」が予約状況を分析したところによると、旧正月連休に韓国人観光客が最も多く訪れる国・地域は、日本だった。具体的には「東京」「大阪」「福岡」の順で予約が多く、「バンコク」や「上海」などがそれに続いた。
訪日する韓国人観光客が増加すれば、それに比例してトラブルが発生する可能性も高まる。ソ教授が指摘した通り、「基本的なグローバルエチケット」を逸脱せずに日本旅行を楽しんでもらいたいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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