日本人選手のライバル多数!! 韓国で最も人気がある女子アスリートTOP10

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韓国の調査会社であるリスピアル調査研究所が毎年行う「人気度調査」がある。芸能人部門、スポーツ部門などが男女別に分かれて順位別に発表されるのだが、そのリスピアル調査研究所が発表した「2013年度人気調査・女性アスリート部門」のトップ10が興味深い。

この年のアンケートは、韓国の13~69歳までの一般男女1332人を対象に実施されたが、女性アスリート部門の1位を飾ったのはフィギュアスケートのキム・ヨナだった。

2010年バンクーバー五輪での金メダルに続き、2014年ソチ五輪でも銀メダルに輝いたキム・ヨナ。

この年にスポーツ新聞『スポーツソウル』が実施した「歴代最高スポーツ英雄ランキング」では、名高い男性アスリートたちを抑えて堂々の1位。同じくスポーツ新聞『スポーツ京郷』が芸能人237人を対象に実施した「恋愛したいスター」調査でも、キム・テヒやチェ・ジウら人気女優を抑えてキム・ヨナが2年連続1位となっていた。

このキム・ヨナに次ぐ人気者が、新体操のソン・ヨンジェだ。

韓国でマイナー競技だった新体操を一躍、有名にしたヒロイン。その愛くるしい風貌から“キム・ヨナ2世”、 “妖精”と呼ばれ、LG電子、FILAコリア、KB金融、ミスター・ピザなどCM出演も多数。2012年からは彼女をメインキャストとした新体操としては珍しい有料ショーも毎年開催されるなど、韓国で絶大な人気を誇った。

2012年ロンドン五輪では歴代アジア最高の個人総合5位に入賞し、“国民の妹”と呼ばれた新体操のソン・ヨンジェ。2016年のリオデジャネイロ五輪を最後に現役引退したが、現在もその人気は衰えず、韓国CM戦略研究所の好感度調査においても常に上位にある。

日本では馴染みが薄いが、チャン・ミラン(3位)、イ・サンファ(4位)も人気だった。

チャン・ミランは2008年北京五輪のウエイトリフティング女子重量級の金メダリスト。イ・サンファはソチ五輪で女子スピードスケート500mで連覇。“氷速女王”と呼ばれる強さはもちろん、美しさも兼ね備えており、ファッション誌『Esqurie』のモデルも務めたほどである。

2018年平昌五輪では惜しくも銀メダルに終わったが、日本の小平奈緒との友情物語は日韓の人々を大いに感動させた。

(写真提供=SPORTS KOREA)左からソン・ヨンジェ、キム・ヨナ、イ・サンファ

ちなみに韓国女子スポーツといえば、最近はゴルフが強いが、女子ゴルフ界からも朴セリと申ジエの2人がランクインしていた。

韓国女子ゴルフ界のパイオニアにして、今でも“ゴルフ女王”と呼ばれる朴セリは、世論調査会社ギャラップ・コリアが実施したアンケートでも「韓国人が最も好きなゴルフ選手」に選ばれている。

申ジエは2010年には韓国のゴルフ記者などが選ぶ「ゴルフ界を動かす10大人物」調査で堂々の1位も獲得。実力はもちろん、苦労人や孝行娘のイメージがあって依然として好感度が高い。

日本ではイ・ボミ、キム・ハヌル、アン・シネといった美女ゴルファーたちが人気だが、韓国では実力があるからこそ人気もあるといったところだろうか。

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