韓国スポーツ応援文化の華、美女チアリーダーたちがスゴい!!

2021年09月06日 スポーツ #プロ野球
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韓国プロ野球の“華”ともされている各球団のチアリーダーたち。そもそも韓国のチアリーダーとその応援文化は、韓国プロ野球の醍醐味のひとつともいわれる。

韓国でプレーした経験を持つ、現ヤクルト二軍監督・高津臣吾も以前、「日本の応援は外野スタンドが中心だが、韓国は内野スタンド、特にベンチの上が中心です。だからグラウンドに届く声の大きさはかなりもの」と、韓国プロ野球の独特のチアリーダー文化についてコメントしたことがある。

応援の迫力もさることながら、韓国チアリーダーのなかにはタレント化している美女もいるのだ。

その代表例は、ロッテ・ジャイアンツのチアリーダー、パク・キリャンだろう。長らく韓国のNo.1チアリーダーと呼ばれ、バラエティ番組などにも出演する人気者だ。

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あまり知られていないかもしれないが、韓国はチアリーダーの歴史がそれなりに長い。

野球、バスケ、バレー…掛け持ちも

その歴史は1975年に遡り、当時、社会人野球チームであったロッテ・ジャイアンツが「ロッテ・エンジェルズ」というチアリーダーチームを結成したことが始まりとされる。

現在、韓国国内のプロ野球全球団はもちろん、男女プロバスケ全球団、男女プロバレーボール全球団すべてがチアリーダーを導入。掛け持ちしている人気チアも少なくない。

例えば、“ショートカット女神”と呼ばれ、表紙を飾った男性誌が売り切れになるほど人気チアリーダーのソ・ヒョンスクを見てみよう。

彼女はプロ野球の斗山ベアーズの応援団に所属しているが、その他にも男子プロバスケの高陽オリオンス、女子プロバレーのGSカルテックス・ソウルKIXX、女子プロバスケの牙山ウリ銀行ウィービーなど、多くのチームに所属している。

まさに韓国は“チアリーダー天国”といえるわけだが、彼女たちの労働環境は、見た目ほど華やかではないようだ。

低い賃金、だからこそ…

事実、前出のパク・キリャンは以前インタビューした際、こう話していた。

「チアリーダーの給料は、経歴によって変わります。私はチーム長なので、月給を受け取れます。よく誤解されるのですが、私の給料は一般的なサラリーマンと同じくらい。他の人はもっと低いと思います。それどころか、アルバイトのように1試合いくらという人も少なくないんです」

パク・キリャン

だからこそ試合中ずっとダンスで球場を盛り上げる彼女たちに、韓国野球ファンは温かいエールを送っているのかもしれない。

いずれにしても、ますます盛り上がりを見せている韓国のチアリーダーたち。彼女たちに注目してみるのも一興かもしれない。

(文=慎 武宏)

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