「キム・ヨナと浅田真央のようなライバル関係」と記述した韓国ドラマが炎上…そのワケは?

2022年01月30日 韓流
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2021年は『イカゲーム』や『地獄が呼んでいる』など、世界的なヒットを飛ばした韓国ドラマ。国民の自尊心を満足させるコンテンツとして、同国内でも『イカゲーム』に続くヒット作の登場に期待する人が多い。

【注目】キム・ヨナと浅田真央、韓国フィギュア担当記者が語った「ふたりの比較」

ドラマ大国として、国民のドラマに対する関心が高い韓国なのだが、最近あるドラマが放送前にもかかわらず、議論の的になってしまった。

問題となったドラマが、Netflixでも配信が予定され、韓国では2月12日から放送予定のドラマ『二十五、二十一』だ。

本作は、初めてお互いの名を呼んだ未熟な若者たちの純粋で激しい成長ストーリーであり、5人の若者たちの青春を描く予定だ。

『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』を通じて現実的かつ感性的な筆力をアピールした脚本家のクォン・ドウンと、『君は私の春』『ザ・キング:永遠の君主』『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』を通じて洗練された演出力を認められたチョン・ジヒョン監督が再会し、もう1つの“人生ロマンス”の誕生を予告。2022年上半期の最高の期待作として話題を集めている。

2月12日より韓国tvNで放送予定の『二十五、二十一』

議論の対象となったのが、公式ホームページに掲載された登場人物の紹介ページ。主人公のナ・ヒド(演者キム・テリ)とコ・ユリム(演者ボナ)の関係を説明する文である。

ここには2人がライバル関係という設定とあり、元フィギュアスケート選手である「キム・ヨナと浅田真央のような関係」と記された。

この表記がSNSを通じて拡散されると、韓国内では批判的な声が多く上がってしまった。

韓国オンライン上で強く指摘されているのは、「キム・ヨナと浅田真央はライバルではない」という点だ。彼らは、ジュニアステージでは浅田真央が優位だったが、シニアステージでは相手にならなかったと強く否定する。

なかには「浅田真央を否定する気はないが、キム・ヨナと比較するのはキム・ヨナに失礼だ」「2人はライバルというには実力差が明確だった」などと、キム・ヨナと浅田真央が対等に扱われることに強い嫌悪感を示す人もいた。

ドラマ制作陣の想定とは違った反応となった『二十五、二十一』。本作は『イカゲーム』と同じようにNetflixを通して日本でも公開される。作品外での炎上がドラマの人気にどう影響するのかにも注目したいところだ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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