「浅田真央が韓国で…」韓国YouTubeチャンネルが放った酷すぎるデマに大バッシング

このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国フィギアスケート界の至宝キム・ヨナ。引退した今も韓国内での人気や知名度はバツグンに高い。そんな絶対的な存在であるキム・ヨナと鎬を削り続けた浅田真央への関心も、韓国では高い。

【注目】キム・ヨナと浅田真央、韓国フィギュア担当記者が語った「ふたりの比較」

しかし、そんな浅田真央を巡り、韓国内で根も葉もないデマが横行している。

7月17日午後、韓国のGoogle人気急上昇検索ワードとNAVERの「リアルタイム検索語」ランキングに、「浅田真央」の名前が登場した。これは、あるYouTubeチャンネルが広げた“死亡説”のせいだ。

デマを広げたYouTubeチャンネル『Kニュース』は同日午後「【速報】ソウル江南アパートで発見された浅田真央。涙が出たキム・ヨナ選手、結局…ソウル大病院緊急室に」という映像を掲載した。

内容的には浅田真央がソウル江南で、自ら“極端な選択”をしてソウル大学に移送され、力尽きた彼女の病室にはキム・ヨナが訪れて涙を流したという、一目でデマとわかる悪質なものだ。

(写真提供=OSEN)浅田真央

該当映像はフェイクニュースにもかかわらず、再生回数40万回を記録した。

当然、完全なフェイクニュースだ。浅田真央は現在、日本にいて、来る9月に開かれるアイスショー「BEYOND」を準備中で、同日には自身のインスタグラムにアイスショー予告映像を上げている。

韓国メディア内でも、このフェイクニュースはあまりに悪質なものとして大々的に取り上げられ、国民の間でも大バッシングが起った。

「再生回数を上げようと刺激的なタイトルで、映像を作る詐欺師たちを強固に取り締まってほしい」「即刻、逮捕してください。酷すぎます」など、壮絶なバッシングが行われている。

しかし、これだけ注目を集めたのも、ひとえに韓国における浅田真央の存在感の高さ故だ。実際、2013年に韓国日報と読売新聞が同時調査した日韓共同世論調査では、「韓国人が最も親近感を覚える日本人」の1位に浅田真央が選ばれている。

それほど高く評価されているだけに、浅田真央に対するいわれのないデマに対して、日本からではなく韓国内からも怒りが噴出しているのだ。

SNSの普及によってフェイクニュースも増えてきたが、情報の取捨選択を行うのは自分自身だ。下手なデマに騙されないようにしよう。

(文=サーチコリアニュース編集部)

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research