10月13日に行われたロサンゼルス・ドジャースとの地区シリーズ第2戦で、スアレスは6回無死一、三塁の危機に瀕したダルビッシュを救って見せた。試合はパドレスが5-3で勝利し、1勝1敗の同率に並んだ。
スアレスの好投が勝利の足がかりになった。スアレスは4-3でパドレスがリードした6回、先発ダルビッシュを救援登板し、2イニングを綺麗に消化した。
同回でダルビッシュがスミスの内野安打、マンシーの右前安打で無死一、三塁の危機に追い込まれると、パドレスはスアレスを投入した。スアレスはターナーを空振り三振、ラックスを併殺打で仕留め、失点の危機を静めた。
続く7回には一死二、三塁で再び危機に追い込まれたが、この回も失点を許さず、8回にマルティネスにマウンドを譲った。
サンディエゴ地域メディア『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』はスアレスについて、「ジョシュ・ヘイダーが試合を締めくくる前のスアレスの2イニングホールドが決定的だった」と絶賛した。
レギュラーシーズンでは47回を消化し、5勝1敗、防御率2.27を記録したスアレス。かつて福岡ソフトバンクホークス、阪神タイガースにも在籍した右腕投手は、第2戦勝利の隠れた主役となった。
(記事提供=OSEN)