小平はイ・サンファの親友として韓国でも広く知られた人物だ。
特に、2018年平昌冬季五輪の女子500mでは、小平がイ・サンファを抜いて金メダルを獲得した。これにより、イ・サンファが五輪3連覇を逃した。
当時のレース直後、小平は涙を流すイ・サンファを温かく抱擁し、慰めていた。この光景が、日韓両国の国民に無限の感動をもたらした。
このように厚く結ばれた関係性から、2019年には韓日友情賞が2人に贈られた。
なお、今月22日に行われた全日本距離別選手権の女子500mが、小平の現役ラストレースとなった。同レースで小平は8年連続13度目の優勝を果たし、自身の引退に華を添えた。
一方、イ・サンファは2019年5月に現役を引退し、現在は解説者などを務めている。
(記事提供=OSEN)