大谷は11月17日、自身のSNSで「WBC出場に関して栗山監督に出場する意思がある旨を伝えさせていただいた」と明らかにした。
また、「各国の素晴らしい選手たちや5年ぶりに日本のファンの皆様の前で野球ができることを楽しみにしている」とし、1次ラウンドから参加する考えを明確に示した。
大谷はこれまでWBCに出場した経験がない。前回の2017年WBCでは、大会直前に右足首を負傷して欠場していた。
そんな大谷だが、2015年のプレミア12で侍ジャパンのメンバーとしてプレーした経験がある。
当時は韓国相手に開幕戦の先発投手として登板し、6イニングで2被安打、2四球、10奪三振の無失点勝利を収めた。また、準決勝での再戦でも、韓国相手に7イニングで1被安打、1死球、11奪三振の無失点と、圧倒的なピッチングを見せたことがある。
WBCで“二刀流”を披露するかどうかは決まっていないが、投手であれ打者であれ、韓国にとってとてつもない脅威となることは間違いない。
韓国は1次ラウンドで日本、中国、オーストラリア、チェコと同じプールBに編成された。同ラウンドは来年3月9日から13日まで日本の東京ドームで行われ、プール1~2位が2次ラウンドの準々決勝に進む。
韓国は3月9日の初戦でオーストラリアと対戦した後、翌10日に韓日戦を戦う。同日、投手あるいは打者として、大谷と会うことになる見通しだ。
(記事提供=OSEN)