『女性自身』は最近、2018年9月限りで歌手活動を引退した安室奈美恵さんの電撃復活計画の可能性を報じた。
それも復帰の場に挙げられているのは日本ではなく、お隣・韓国。同メディアによると、現地の芸能関係者やイベント関係者がこぞって安室さんの韓国での復帰を後押ししており、「日本のみならず、韓国国内でも安室さんの復帰を期待する声は根強い」という。
そもそも安室さんは、韓国で最も知名度の高い日本人アーティストの一人だ。
例えば、2004年5月には韓国・ソウルで単独コンサート「AMURO NAMIE So Crazy Tour in Seoul 2004」を3日間にかけて開催。『Put ‘Em Up』にはじまり『NEVER END』まで全22曲を披露するセットリストで、最終日公演では韓国の人気歌手RAINを招いたジョイントライブを披露するなどし、現地のファンを熱く盛り上げたことがある。
そんな安室さんの楽曲は韓国でも何度かカバーされている。特に1997年にリリースした代表的ヒット曲『Can You Celeblate？』は、翌1998年に歌手ユリが『童話のなかへ』という曲名でカバーすると、2004年には歌手ソヨンが原曲名のまま韓国語カバー。ほかにも、2004年にリリースしたバラード曲『All Fou You』は、男性グループNoelが2006年2月発売のアルバム『It Was All You』内でカバーした。
韓国芸能界でも安室さんを慕う人は多い。なかでも、人気ガールズグループTWICEやNiziUを手掛けたJ.Y.Park（パク・ジニョン）は過去に「日本でやりたいことは安室奈美恵さんの曲を作ること」と公言。『メリクリ』などで知られる歌手BoAも、安室さんの引退時に「私の幼い頃のアイドルでした。これからも私の記憶の中には先輩の素敵なステージがずっと残ると思います」とファンだったことを明かしている。
もっとも、今回の安室さん復帰の可能性に対する現地の反応はまちまちだ。「安室奈美恵が韓国で公演をするなら観に行きたい」「全盛期のような歌唱力は難しいかもしれないけど、安室より年上のジェニファー・ロペスやマドンナも一生懸命活動しているのを見れば、（復帰は）不可能ではないと思う」といった歓迎の声もあるが、韓国でも信憑性を疑う声も多い。
「安室奈美恵が韓国で？なんで？JYPと協業するの？」
「日本復帰でもなく韓国で？いきなり？」
「私は安室奈美恵の復帰可能性がゼロだと思う。もし復帰するなら、全財産を詐欺にあったとかでなければあり得ない」
「高い確率でデマかもしれないけど、もし安室オンニ（姉さん）が韓国で復帰ステージをしてくださるのであれば本当にありがたいこと」
歌手活動引退から4年以上が経った今も韓国で根強い人気を集める安室さん。復帰計画の真偽は定かではないが、仮に再びステージに立つのであれば日韓両国で大きく注目を浴びることは間違いないだろう。
（文＝サーチコリアニュース編集部H）
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