コンテは胆のう炎の手術後、回復期間を経てチームに復帰したばかりだ。9日に行われるACミランとのチャンピオンズリーグベスト16セカンドレグから再び指揮を執る。ファーストレグで敗れているトッテナムがベスト8に進出するためには勝利が必須条件だ。
窮地に立たされているトッテナムの雰囲気はよくない。
トッテナムはFAカップ第5ラウンドで2部のシェフィールド・ユナイテッドに0-1で敗れ、リーグ戦下位に沈むウルヴァーハンプトンにも0-1で負けてしまっている。
事実上、今季の無冠が確定したトッテナムとしては、UCLベスト8入りのチケットを手に入れ、ターニングポイントを作らなければならない状況だ。
同紙も「トッテナムは連敗に陥った。これに伴い、ボード陣の野望と選手団のクオリティ、コンテ監督の戦術、先発および交替に関するすべてについて疑問が増えている」とし、「ファンの間でも冷淡な雰囲気が形成される危険が大きくなっている」と警告した。
加えてコンテがトッテナムと別れを準備中だという話まで流れた。『デイリーミラー』『ジ・アスレティック』などは、コンテが今シーズン限りでチームを離れる可能性が次第に大きくなっていると伝えている。
『イブニング・スタンダー』は「これは皆が知っている話だ」とし、「コンテ監督は再び見慣れた問題に直面している。そしてその大多数は彼が招いたこと。コンテ監督とトッテナムがシーズン終了時に別れるという予想は公然とした秘密」と強調した。
すでにコンテ監督の後任候補も噂されている状況だ。
かつてトッテナムを指揮したマウリシオ・ポチェッティーノをはじめ、ノッティンガム・フォレストのスティーブ・クーパー、鎌田大地や長谷部誠が所属するフランクフルトのオリヴァー・グラスナーなどが有力視されているという。