「日本の田舎者が世界最高まで」大谷翔平への絶賛が止まらない韓国「全地球人が魅了された」【WBC2023】

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オルティーズの冗談交じりの質問に笑顔を見せた大谷だったが、答えは真剣だった。

「日本の田舎というか、(野球)チームも少ないところでやっていた。日本の人たちからしても、頑張ればこういうところでできるんだというのは、本当に良かったんじゃないかと思う」

自らを“田舎者”と低めた大谷の故郷は岩手県。日本の東北地方北部に位置する県で、面積は約1万5278平方kmに達するが、ほとんどが山地となっており、人口も多くない。ただ、大谷だけでなく、パーフェクト・ゲームを成し遂げた佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)も同じ岩手県出身だ。

日本の田舎で生まれ育った野球少年は、花巻東高校時代から“二刀流”の夢を育み、これを条件に北海道日本ハムファイターズに入団。5年間でNPBを平定し、アメリカへと渡った。

メジャーリーグでは不可能だと言われ続けてきた“二刀流”。負傷のリスクもあったが、100年前のベーブ・ルースを凌駕するツーウェイ選手として最高の座についた。

今回のWBCでも、大谷は投手として3試合(9.2回)2勝1セーブ、防御率1.86、11奪三振を記録。打者として7試合で打率0.435(23打数10安打)、1本塁打、4二塁打、8打点、10四球、OPS(出塁率+長打率)1.345と活躍した。

大会最高球速102マイル(約164.2km)、最高打球速度118.7マイル(約191km)はいずれも大谷の記録だった。

「実力、謙虚さ、機転まですべて備えている」

 

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