信じられない野球の実力と同等に、立派な人格も大谷の魅力だ。
大会期間は相手に対する尊重を常に忘れず、優勝が決まった後も「運良く勝つことができたが、どの国が勝ってもおかしくない」と謙遜した。
さらには「日本だけではなく、韓国、台湾、中国、その他の国ももっともっと野球を好きになってもらいたい」と、アジア野球が全体としてともに成長することを願った。
漫画の主人公のような大谷の姿を見ていると、本当にどの惑星からやってきたのか気になるものだ。
加えて、大谷は社会生活も上手だ。この日、オルティーズ氏とともに中継を担当したアレックス・ロドリゲス氏は、「日本時代に憧れていた選手はいるか」と尋ねた。
すると、大谷はオルティーズ氏とロドリゲス氏の名前を即座に挙げ、「ここにいる2人もそうだし、ケン・グリフィー・ジュニア選手もそうだが、小さい頃に見ていた選手たちと今このように一緒にいるなんて信じられない」と話した。
これを聞いたオルティーズ氏とロドリゲス氏は満面の笑みを浮かべて喜んだ。オルティーズ氏は大谷と自撮りもしていた。
実力、謙虚さ、機転まですべてを兼ね備えた大谷の魅力に、地球上すべての人間が魅了されたはずだ。
(記事提供=OSEN)