毎年、渋谷には仮装した若者たちが集まり、大混乱のドンチャン騒ぎを繰り広げているハロウィンだが、今年も当然、その熱狂は覚めやらず、渋谷には多くの若者が集結。密状態を作り上げ、新型コロナウイルス再拡大に不安を持たせる結果となった。
こうした、若者たちの暴走だが、何も日本に限った話ではなく、お隣・韓国も同様のようだ。ソウルの弘大通りには、ハロウィンを楽しもうと仮装した若者たちが足の踏み場もないほど集まった。
特に、今年はNetflixドラマ『イカゲーム』の世界的ヒットから、作中キャラに扮する人も多かった。
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韓国では11月1日より、新型コロナウイルス流行による規制が段階的に解放されていく予定であり、ハロウィン当日はいまだ警戒態勢のまっただ中だった。
それなのに、22時を過ぎて、飲食店が閉店しようとも、街中から人が減るそぶりはまったく見えず、待ちには仮装した若者と、大勢の警察官というカオスな状況に陥った。
警察は見回りを続けながら、防疫ルールの遵守を求めたが、残念ながら効果がなかったようで、マスクを脱いだままタバコを吸い、お互いを抱きしめて叫び声まであげる姿が散見された。
こうした状況に韓国ネット民の間では痛烈な批判のコメントが多く寄せられている。
「多くの国民が自粛しているのに、他国の祭りを楽しんでいる馬鹿共め。コロナにかかってしまえ」
「アメリカではハロウィンの関心が減っていると聞くが、韓国は時代の逆にいっているようだ」
「いつから私たちは西洋文化に汚染されたのですか……」
「まだ4段階なのだから、出動した警察はもっと強引に解散させろ」
「こいつらがコロナにかかっても治療するな」
今年は特に、抑圧された日常が続いたこともあり、羽目を外す機会を探していたのだと思うが、ルールを遵守している人からすればたまったものではないということだけは確かだ。
文=サーチコリア編集部
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