実際、韓国警察庁の「2021犯罪統計」によると、全国で検挙された犯罪者のうち、18歳以下の未成年者の数は2017年に7万2337人、2018年に6万5784人、2019年に6万5907人、2020年に6万4122人と集計されていて、5年間で32万1940人に達する。
つまり、1日に平均176人の少年少女が犯罪を犯し、警察に逮捕されているということだ。
こうした結果に、韓国国内でも「悪いことをしたら処罰されるというのは年齢に関係ない。実施されても犯罪は減ることはないだろうが、正当な処罰は増えるだろう」「年齢は関係なく悪いことは悪い。子どもだからと許されるのは間違っている」など、多くの意見が上がっている。
触法少年上限年齢の引き下げは韓国の少年犯罪を減少させることができるのだろうか。注目したい。
(文=サーチコリアニュース編集部)