11月16日、韓国統計庁が発表した「2022年社会調査」によると、「結婚すべきだ」答えた人は全体の50.0%と、積極的に結婚したいと思う人が全体の半数であることがわかった。
同調査によると、「どちらでもいい」が43.2%、「してはならない」が3.6%だった。つまり、韓国では全体の半数近くの46.8%が「結婚をしなくてもいい」と思っているのだ。
なお性別に分けると、男性の場合は55.8%が「結婚すべきだ」と答え、女性は44.3%にとどまった。
「結婚しない理由」は「結婚資金が不足している」が28.7%と最多。次に「(韓国の)雇用状態が不安定だから」(13.6%)と、経済的な不安感が大きいことが挙げられた。
また、結婚を必要としない理由のなかには、「結婚しなくても一緒に暮らせる」と答える人も多かった。
こうした結果に、韓国ネット民からは「一人暮らしが一番、楽」「してはダメだ…絶対に後悔する(結婚2年目の男より)」「結婚や子育てにはお金が直結しているが、それを国が台無しにしている。これでは結婚したいとは思えない」「現代韓国で結婚と出産は富のシンボル」など、結婚に否定的な意見が相次いだ。
確かに、結婚には結婚式やその後の育児など、金銭面で多大な負担がかかる。しかし、韓国の未婚率の増加は無視できない領域だけに、政府はどうにか対策しなければならないだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)