貧富の差が大きい韓国では、幼い頃から数少ない大企業に入るためめ、若者たちは青春を捧げて勉強に励んでいる。
それだけに、韓国では若者たちが就職したい企業の動向は毎年変化がある。
就職プラットフォーム「ジョブコリア」が大学生と就職準備生1067人を対象に、「就職したい企業」のアンケート調査(複数回答可)を行った。
その結果、最も人気が高かったのは「サムスン電子」(36.6%、電子製品メーカー)だった。以降は、2位「サムスンバイオロジクス」(29.5%、バイオヘルスケアメーカー)、3位「NAVER」(19.6%、コングロマリット)、4位「SKハイニックス」(17.4%、半導体製造会社)、5位「カカオ」(15.7%、情報通信業)という順だ。
1位のサムスン電子を選んだ理由(複数回答可)としては「年俸が高い」(63.6%)が最も多く、「福祉制度・労働環境がよい」(52.6%)、「まだ成長性がある」(46.9%)と続いた。
こうした結果に、韓国ネット民の間では「やはりサムスンの影響力は大きい」「大学生に人気が高い理由がわかる」「韓国の学生はブランド力に弱すぎる」など、多くの意見が上がった。
当然だが、就職希望者が増えれば増えるほど競争率は上がる。目指すゴールにたどり着ける学生はどれほどいるのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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